【高松・開設記念】松浦 早くも今年記念2V!“松浦時代”思わせる圧勝劇

[ 2020年2月3日 05:30 ]

<高松>優勝トロフィーを手に笑顔を見せる松浦(中央右)
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 松浦悠士(29=広島)が完全優勝で、今年早くも記念2勝目を挙げた。松浦は今年1月の和歌山以来、記念5度目の制覇となった。

 レースは斎藤がスタートを決めて菊地―斎藤―松浦―村上―中川―野口―和田―松本―久米で周回。打鐘で松本が前に出ると野口が鐘4角からカマして主導権を奪い取る。松浦が素早くスイッチして3番手を追走して最終ホームを通過。最終2角で松浦がまくると後ろの村上が離れるほどのスピード。村上の後ろから中川がまくり上げたが松浦は4車身引き離して圧勝。逃げた野口の番手から和田が伸びて3着を確保した。

 “松浦時代”を思わせる4日間の走り。記念2度目Vと最高のスタートに「和歌山は予選で1着がなかったけど、今回はしっかり完全Vができた」と白い歯を見せる。「斎藤さんがスタートで行ったのを見て発走機で思いつき、付いて行った」と好位3番手を追走。「最終的に野口さんの後ろに」という思い通りの展開から強烈なまくりを繰り出した。今シリーズは番手戦で3連勝、決勝で初めて自力で戦ったが「動いてなかったから、うずうずしていた」と“うっぷん晴らし”。

 「グランプリを除くと4連続優勝(笑い)。脚の仕上がりは良かったし記念だけでなくG2、G1でも結果を残して今年のグランプリでも結果を残せるように。ナショナルチームと対戦する前にもっと成長して今後は戦えるようにしたい」

 今年最初のG1全日本選抜へ向けて最高の弾みをつけた。目標の「GP優勝」へ松浦の勢いは止まらない。

 ◆次走 優勝した松浦、2着の中川、3着の和田はG1全日本選抜(8~11日、豊橋)に出走予定。

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2020年2月3日のニュース