【シンザン記念】ミスターX　プリンスリターン◎若武者の手綱さばきに期待

　登竜門となっている3歳重賞・シンザン記念（京都11R）はプリンスリターンを本命に指名する。デビューから若手の原田とずっとコンビを継続。人馬ともにG1初挑戦だった前走は4角をスムーズにさばけず不完全燃焼な一戦となってしまった。それでも外に持ち出されると鋭く伸びて5着を確保。15番人気の低評価を覆して見せた。

　メンバーが楽になる今回はG1・5着の実績がきらりと光る。「力強さが増しているし、精神面も大人になった。チャンスをものにしたい」と原田。付きっきりで調教をつけているだけに思い入れも強い。スムーズに導けば初タイトルも見えてくる。若武者の手綱さばきにも期待したい。（6）から（1）（4）（5）（8）（9）。