【ジャパンC】エタリオウ85点 鬼の顔つき“島津義弘”

[ 2019年11月19日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<ジャパンC>今年に入って筋肉量がガ然増えてきたエタリオウ(撮影 亀井 直樹)
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 「得たりおう」とは事がうまく運んだことに発する感嘆語。現代語に直せば「しめた」「やったぜ」「でかした」ぐらいの意味です。その馬体は今年に入って筋肉量がガ然増えてきた。厩舎から「得たりおう」の気勢が上がりそうな成長力。ステイゴールド産駒の多くは筋肉の量より質が優れているのですが、この青鹿毛馬は質量ともに備えている。顔つきはステイ面。目つきは鋭く、耳先と鼻をとがらせている。角のない鬼面のようです。戦国時代で言えば「鬼島津」と恐れられた猛将、島津義弘。「軍法戦術に妙を得たり」と評された家久の兄です。 ジャパンC

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2019年11月19日のニュース