【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】24日新潟6R 3歳対決を良血馬ライルが制す

[ 2019年8月24日 08:00 ]

 G1ホースの豪華競演で大いに盛り上がった先週の札幌記念。ブラストワンピースが内から馬群をこじ開けるように差し切り、思わぬ大敗を喫した前走(目黒記念8着)の汚名を見事に返上した。1番人気で3着止まりだったフィエールマンも、休み明けでテンション高め&一気の距離短縮&小回りで後方から外を回る展開を考慮すれば、納得の3着。直線入り口で外に振られるロスがなければ、もっと際どかったろう。2頭それぞれ、秋の目標である凱旋門賞に向けて収穫のあった前哨戦と評価できる。

 本日の当欄では、3歳の好素質馬3頭による三つ巴ムードが漂う新潟6Rをピックアップ。フィエールマンと同じ手塚厩舎のライルを◎指名だ。17年に無傷の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制し、JRA賞最優秀2歳牝馬に選出されたラッキーライラック(父オルフェーヴル)の半弟にあたるディープインパクト産駒。気性的な難しさから出世が遅れているが、初勝利を飾った2走前の未勝利戦(東京・芝2000メートル)は時計も内容も秀逸だった。昇級戦だった同コースの前走は力んで6着と凡走したが、ひと息入れて気配はグンと上向き。1800メートルに距離が短縮されるのは好材料で、能力全開を期待だ。相手はもちろん、○リバーシブルレーン、▲サトノダムゼルの強力3歳馬2頭が大本線。

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2019年8月24日のニュース