【函館記念】メートル良馬場で重賞獲る!陣営「洋芝自体は合うと思う」

[ 2019年7月10日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・函館=9日】小田は今夏も函館記念の週初めに函館入り。冷たい雨に震えていた昨年とは一転し、スカッと青空。記者席のロッカーに残っていた昨年の取材ノートを見ると「道悪歓迎」と応じていた関係者が結構いたことは記憶から消えていた。幸い、今年は土曜以外は雨の心配は少ない。

 良馬場向きといえば?函館初参戦のメートルダールに小田は心が動いた。7日に函館に到着したばかり。厩舎に行くと、調教に騎乗していた石井助手は「元気いっぱい。輸送の疲れはなさそう」と穏やかな表情。北海道シリーズは15年9月札幌新馬戦(3着)以来、約4年ぶり。「札幌であれだけ走れているので洋芝自体は合うと思う。ただ滑るような馬場は駄目。金鯱賞(13着=やや重)も馬場が響いたので」と好天の継続を切望していた。昨夏新潟記念(2着)は今回と同じハンデ57キロを背負い、後の有馬記念優勝馬ブラストワンピースに続いた。当時新潟で的中馬券を握りしめていた小田は「力は上だよな」とつぶやいていた。

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2019年7月10日のニュース