【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】30日中京11R 適条件を見つけたレッドアンシェルの重賞初V期待

[ 2019年6月30日 08:00 ]

 土曜の福島では、本紙でコラム連載中の戸崎圭太がJRA通算1000勝を達成した。先週終了した東京開催での到達を狙っていただけに、999勝止まりを相当悔しがっていたが、福島のファンにとっては記録達成を生で見られた形。ウイナーズサークルで行われたインタビューの、ほのぼのとした雰囲気が実に心地良かった。変なプレッシャーから解放されただけに?きょう日曜は勝ち星量産が期待できるかもしれない。

 本日の当欄では、紙面で予想の根拠を掲載していない関西重賞をピックアップする。中京11R・CBC賞は◎レッドアンシェルで勝負だ。形の上では昇級戦になるが、2歳時には新馬→もみじSとデビュー2連勝を飾った逸材。3歳時にはアーリントンC2着、4歳時にも京都金杯3着と重賞で上位争いした実績も持っている。しかも、オープンへの再昇級を決めた前走の彦根Sは、初の芝1200メートル戦で2馬身半差の圧勝。走破タイム(1分7秒3)も上がり(3F32秒8)も秀逸で、最適距離を見つけた感がある。昇級戦でハンデ56キロは能力を高く評価された証拠。連勝での初タイトル奪取を期待だ。

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2019年6月30日のニュース