【安田記念】チャンプ 福永、切れ味信頼「引け取らない」

[ 2019年5月30日 05:30 ]

ブラックスピネル(右)と坂路で併せたインディチャンプ
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 「インタビュールーム ウマい話あり」はインディチャンプに騎乗する福永騎手に直撃した。

 ――前走のマイラーズCは4着。
 「戦前からスローペースは予測していました。スタートを決めて可能なら前で運びたいと思っていた。極端なスローペースだったし、全馬が余力ある状態で4角を回っていました。いいスタートを切っていい位置を取れたけど、3角まで馬が怒って走っていました。スムーズに行けなかった分、伸び負けました」

 ――東京新聞杯(1着)に比べて前走の状態面は。
 「フレッシュでやる気に満ちていた。躍動感のある動きでもう一段レベルが上がっていたと思う。2週続けて稽古にまたがったが、目いっぱいにやらず太め残りだった。自分の追い切りが足りなかったと思った」

 ――1週前追い切りの気配は。
 「1週前なのでしっかり負荷をかけてほしいとの指示。担当厩務員の方から“ガスが抜けていい感じ”と聞いた。坂路に下ろした1歩目からリラックスしていい精神状態だったし、動きも良かったです」

 ――東京は高速決着が続いている。
 「持ち時計(1分31秒9)はありますし、高速決着になっても問題ないと思っています」

 ――昨年6月の小豆島特別(2着)からコンビを組んでいる。
 「当時から高いポテンシャルを感じていた。最初は負けたけど重賞を勝つ馬だと感じた。東京新聞杯を勝った時にG1でもいい勝負ができると思ったが、安田記念がこんなに強くなるとは思っていなかった」

 ――強力メンバーがそろったが、意気込みを。
 「一番の持ち味は一瞬の切れ味。その脚には非凡なものを感じている。リラックスしていい脚を使わせるスタイルが合っている。ポテンシャルは引けを取らない。コンディションはいいし、東京は重賞を勝っている。僕自身、楽しみにしています」

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