【大阪杯】キセキ2着、見せ場たっぷりも首差に泣く

[ 2019年4月1日 05:30 ]

直線で抜け出し、大阪杯を制したアルアイン=左(撮影・平嶋 理子)
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 2番人気キセキはスタートしてじわっと先行し、逃げたエポカドーロを見ながら2番手で流れに乗った。直線は馬場の真ん中に持ち出して踏ん張ったが、内から伸びた勝ち馬アルアインに惜しくも首差、届かなかった。引き揚げてきた川田は「リズム良く運べましたし、最後までしっかり走ってくれています」と回顧。

 昨秋も鞍上とのコンビで天皇賞・秋(3着)、ジャパンC(2着)など、G1で惜しいレースが続いていた。それだけに、鞍上も「何とかキセキとG1を獲りたかったのですが、申し訳ありません」と悔しそうだった。見守った角居師は「状態も良かったし、上手に競馬していた」と評価。17年の菊花賞を勝って以降、勝ち星からは遠ざかっているが、見せ場たっぷりの走りでファンを魅了し続けている。今後については「オーナーと相談してから決めます」(角居師)としたが近いうち、2つ目のタイトルにも手が届くはずだ。

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2019年4月1日のニュース