【NARグランプリ2018】北島オーナー、打倒キッキングへ

[ 2019年2月26日 05:30 ]

トークショーで盛り上げる北島三郎オーナー(撮影・西川祐介)
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 18年に地方競馬で活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ2018」表彰式が25日、都内のホテルに関係者約400人を集めて行われ、年度代表馬に輝いたキタサンミカヅキ(牡9=船橋・佐藤賢)を所有する北島三郎オーナー(82)が壇上に登場。次走・東京スプリント(4月10日、大井ダート1200メートル)で藤田菜七子騎乗のコパノキッキング(セン4=村山)との対決について「勝ってほしいねえ」と対戦を楽しみにした。

 ミカヅキVSキッキングは菜七子騎乗ではないが2度(カペラS、根岸S)あり、共にキッキングがV。「キタサンブラックは負けた馬にお返しをした。ミカヅキもお返ししなきゃ。勝ってほしいね。(今日は)コパちゃんいないよね」。ちゃめっ気たっぷりにキッキングの小林祥晃オーナーの姿を探し、会場を笑わせた。

 主戦の森泰斗に対しては「菜七子が乗るけど負けないで男の意地を見せてください」とV指令。森も「かなり盛り上がると思うが勝負なので全く譲る気はない。責任重大です」。陣営は打倒キッキング&菜七子へ一丸となった。

 北島オーナーはキタサンブラックが16、17年JRA年度代表馬に。18年はキタサンミカヅキが地方で獲得し、3年連続で年度代表馬の栄誉。「JRA賞と同じようにうれしい。ブラックは私の息子で孫も生まれた。ミカヅキも孫を産ませていただければ」と目尻を下げ、喜びを語った。

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2019年2月26日のニュース