【大井・金盃】9歳サウンドトゥルー 貫録差し切りV

[ 2019年2月7日 05:30 ]

長距離重賞の金盃を快勝したサウンドトゥルー(右)
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 伝統の長距離重賞「第63回金盃」(S2)が6日、大井競馬場で行われた。1番人気のサウンドトゥルーが直線差し切り優勝、JRA時から通算5つ目の重賞制覇となった。また2着シュテルングランツを含め3月13日に船橋で行われる「第64回ダイオライト記念」(G2)の優先出走権が与えられた。

 「さすがサウンドトゥルー」。下馬した御神本は愛馬に最大の賛辞を送った。マイペースの逃げからしぶとく粘るシュテルングランツを完全に射程圏に入れて直線を迎えたが、なかなか差が詰まらない。残り50メートル。こん身のステッキを繰り出すともうひと伸び。半馬身かわしてのゴールだった。ここまでG1・3勝。まさに力でねじ伏せた一戦と言っていい。「ロスのないように乗って末脚を生かしたいと思っていたが、うまくいった。ただ、最後は本当に馬の力。感謝です」と御神本。次走はコンディションを確認しながら権利を獲ったダイオライト記念を目指すことになる。

 ◆サウンドトゥルー 父フレンチデピュティ 母キョウエイトルース(母の父フジキセキ) セン9歳 船橋・佐藤裕太厩舎 馬主・山田弘氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタツド 戦績53戦11勝(南関東19戦4勝) 総獲得賞金6億7838万8000円。

 ▼2着シュテルングランツ(的場)大井の長丁場は走るね。道中もうちょっと息を入れて走れれば良かった。

 ▼3着ワークアンドラブ(森)レースでは気難しいところは出さなかった。距離がちょっと長かったかな。

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2019年2月7日のニュース