【オークス】ラフターラインズ“バラ一族”悲願の頂点奪取へ Wコースで馬なりラスト11秒4

[ 2026年5月21日 05:20 ]

Wコース、併せ馬で追い切るラフターラインズ(右)=撮影・郡司 修
Photo By スポニチ

 牝馬クラシック第2戦「第87回オークス」(24日、東京)の最終追いが東西トレセンで行われた。前哨戦のフローラSを快勝して東京2戦2勝のラフターラインズは継続騎乗となるレーンを背に、Wコースでシャープな脚さばきを披露。“バラ一族”悲願の頂点奪取へ上昇を見せる。一方、東京で3戦3勝のドリームコアもWコースで好調ぶりをアピール。桜花賞9着から巻き返しを期す。東京で負け知らずの2頭が名手を背に末脚全開、逆転1冠を狙う。

 美浦トレセンは初夏の陽気に包まれた。午前7時前、朝日に照らされたラフターラインズがWコースをさっそうと駆け抜けた。序盤はフジレイメイ(4歳2勝クラス)を2馬身追走。グッとためを利かせた走り。軽快なテンポを刻む。直線は僚馬の内へ。楽に馬体を併せると、スッと加速する。弾むようなフットワーク、馬なりで6F81秒8~1F11秒4。半馬身先着した。

 見守った小笠師は「ジョッキーに状態、反応を見てもらうことを主眼に置いた。おおむね希望通り」と納得の表情を浮かべる。またがったレーンも「余裕を持っていて仕上がり、状態はいい感じ」とうなずいた。

 中3週のローテながら疲れを全く感じさせない。小笠師の「反動なくこられている。気持ちに余裕が出てきて、前走後からグッと落ち着いた」という言葉が充実ぶりを物語る。2F延長を見越し、15日には7Fから長めに追い切った。「意識してやってみたが、割とこたえない感じでこなしてくれた。距離延長は対応可能だと思っている」と指揮官。鍵を握るゲートも練習しており、ぬかりはない。「ジョッキーも次はまだうまく出せると思うと言ってくれた。前回ほど心配していない」と自信をのぞかせた。

 キャリア全5戦で上がり3F最速をマークしている“切れ者”。その破壊力はトレーナーが「想像のはるか上」と舌を巻くほどだ。ポテンシャルの高さを確信したのは3走前のこうやまき賞。前残りの展開を後方から上がり3F32秒9で3着に食い込んだ。「負けたけど凄い脚を見せた。直線の伸び脚には絶対的な自信がある」。2戦2勝の東京は持ち味を生かすには絶好の舞台だ。

 曽祖母ローズバドは01年オークス2着。叔母スタニングローズは22年2着で、くしくも当時の鞍上はレーンだった。「非常にコントロールしやすい馬。どんなポジションでもリズム良く行けるかがポイント」と鞍上。重賞初制覇を飾った府中で“バラ一族”の悲願をかなえる時がきた。

続きを表示
続きを表示 広告なしで読む

この記事のフォト

「2026 オークス」特集記事

「平安S」特集記事

ギャンブルの2026年5月21日のニュース