石川、雪辱の土日W重賞獲りだ!北の地で払拭狙う

[ 2018年8月31日 05:30 ]

雪辱狙う石川裕紀人
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 デビュー5年目の石川裕紀人(22=相沢)が初の札幌参戦で“雪辱”を期している。札幌に滞在して札幌2歳Sのエメラルファイトの調教に連日騎乗。新潟記念でも有力馬のセダブリランテスに騎乗する。首差2着惜敗だった先週新潟2歳Sのショックを北の地で払拭し、土日重賞Vに挑む。

 2番人気のアンブロークンで臨んだ新潟2歳Sは道中で掛かったのが響いた。素質を高く買っている馬とあって「あの馬を勝たせられなかったのは…。能力を発揮させられなかった」と落ち込んだ。そんな石川を盛り上げたのが札幌に滞在している同期の井上、木幡初、小崎。スープカレー、ジンギスカンなど名物を一緒に食べ歩いて気分転換。「“同期会”ではいじられまくったけど、変に慰められるよりはいい」と気持ちを今週末へと切り替えた。

 木曜朝もエメラルファイトの調教に騎乗。「美浦にいる時と変わらずいい状態」と好感触を得ている。新潟記念のセダブリランテスは自身の重賞初Vとなった昨年ラジオNIKKEI賞以来のコンビ。「力があるのは分かっている。どれだけ僕が自信を持って乗れるか」と決意に満ちた顔を見せた。

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2018年8月31日のニュース