【小倉2歳S】ジェロディ大化けだ!雨も好材料に

[ 2018年8月31日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】キャリアの浅い2歳重賞は難解。とりわけ、ローカル小回りのスプリント戦ともなると、展開ひとつで大波乱の余地がある。小倉2歳Sも14年覇者オーミアリス(15番人気)を筆頭に、一昨年2着ダイイチターミナル(10番人気)と穴党大喜びの驚配の使者が連対している。荒れそうなレースは大胆に。細原も“印を振り回す”覚悟を決めている。

 平たん舞台とはいえ、スピード一辺倒では押し切れない当レース。注目はマイル戦で初勝利を挙げたタガノジェロディだ。デビュー3戦とキャリアが豊富で、初のスプリント戦で大化けする可能性を秘めている。「とにかくレースセンスが抜群。前で競馬ができるし、流れ次第でためても速い脚が使える」。全てで手綱を取ってきた鮫島駿は大人びた走りを絶賛する。

 小倉は最終週の馬場。開催を通じて速い時計が続いていたが、今週末は雨マークが並び、傾向が一変する可能性も。「勝った時が雨が残る芝。問題ないと思います」。他が苦にするのなら好材料。穴馬の筆頭格としたい。

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2018年8月31日のニュース