【久留米開設記念】浅井、22回目記念∨ 後半戦に弾みつける

[ 2018年6月27日 05:30 ]

優勝の賞金ボードを前に、中野浩一氏(右から2人目)らと記念撮影する浅井康太(中央)
Photo By 共同

 浅井康太(34=三重)が16年11月の武雄以来、通算22回目の記念優勝を飾った。

 レースは浅井―山内―吉沢―杉森―山中―山崎―吉本―井上―坂本で周回。残り2周で吉沢―杉森が上昇して浅井を抑えて前。打鐘で山崎―吉本―井上―坂本の九州勢が一気に仕掛けて主導権。5番手以降は吉沢―杉森―浅井―山内―山中の順で最終ホームを通過。

 最終2角から吉沢―杉森がまくると吉本も最終バックで番手まくり。吉本と吉沢が踏み合うが吉沢―杉森に続いた浅井が杉森の内を突いて直線伸びて優勝。吉本が2着。

 浅井は「去年も今年も(GP以外の)優勝がなかったので久しぶりの優勝。今年の1、2月は座骨骨折の影響があったので、徐々に戻ってきた」と1年7カ月ぶりの優勝を喜んだ。

 レースに関しては「ホームで緩んだので行こうと思った。(最後の直線は)いつも通りの追い込みの脚が決まった」と冷静に振り返った。(目標がいるレースより)自力の方がいいのでは?の質問には「頑張ってくれる後輩とラインを大事にしていますから」と今回も勝ち上がりで志智俊夫、山内卓也と上位独占できたことでラインの結束力を強調した。「G1でしっかり結果を出せるように頑張ります」と後半戦に弾みをつける記念Vだった。浅井の次走予定は7月5〜8日の小松島記念。

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