【天皇賞・春】シュヴァル2年連続2着、ボウマン「力出せた」

[ 2018年4月30日 05:30 ]

天皇賞・春を制したレインボーライン(12)=代表撮影
Photo By 共同

 1番人気にふさわしいレース運びだった。メンバー中唯一のG1馬だったシュヴァルグランは、昨年のジャパンCと同じように前々のポジション。坂の下りで後続が迫ると合わせるように動いて、直線入り口で先頭へ。いったんは1馬身ほど抜けたが、ゴール直前でレインボーラインに内をすくわれて首差2着。この一戦のために来日したボウマンは、冗談も交えてレースを振り返った。

 「この馬らしいレースで能力は出せた。ただ、早め先頭でファイトする相手がいなくなって、少しフワフワしているうちに差されたね。バックミラーでも付いていれば、もう一回ファイトできたんだけど…」

 2年連続の銀メダルだが、友道師もレース運びには満足顔。「位置取りは思った通りだし、力も出してくれたけど、結果は2着」とサバサバと振り返った。この後は放牧へ。宝塚記念は使わない。秋のローテーションについて、「イメージとしては京都大賞典からジャパンC、有馬記念」とトレーナー。人気に応えられなかった春だが、このままでは終われない。

 ▼佐々木主浩オーナー 強い競馬を見せてくれました。あのレースをして負けたのだから仕方ないです。

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