【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】2日小倉11R 最終週の馬場でダノンルージュの末脚がサク裂

[ 2017年9月2日 08:00 ]

 新潟に出張していた先週だが、日曜夕方の記者室は札幌で行われたWASJの話題で盛り上がった。シリーズ全戦が終わった段階で誰が優勝したのかが判然としない大混戦。結果は最終戦を制したダシルヴァの“差し切りV”だった。1着があった4人が上位を独占し、2着が2回の武豊は5位。30点が与えられる1着がないと優勝争いに加わるのは難しいようだ。ただ、1着と2着ではまるで価値が違うのが競馬。このポイント設定は妥当だと思う。

 今週で夏競馬もフィナーレ。土曜の推奨レースには多頭数のハンデ戦で難解ムードが漂う小倉11Rを選択した。狙いは◎ダノンルージュ。同コースの前走は6着止まりも、後方から持ち前の末脚を繰り出して勝ち馬と0秒2差。着順ほどは負けていない。開催が進むごとに芝コースは差しが決まるようになってきており、最終週の今日はこの馬向きの馬場状態となる公算が大。しかも、ハンデは前走から3キロ減の52キロと明らかに恵まれている。7歳牝馬でも元気いっぱいで、今週は長めから意欲的に時計を出す“勝負稽古”。直線一気の差し切りVを期待だ。

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2017年9月2日のニュース