【オールジャパン竹島特別】東海包囲網突破!森高3度目のG1V

[ 2017年3月31日 05:30 ]

3度目のG1優勝を飾った森高(中)
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 ボートレース蒲郡のG1「オールジャパン竹島特別」の優勝戦が30日、第12Rで行われ、森高一真(38=香川)がインコースからコンマ09の気迫S。東海5人衆のプレッシャーを振り切り、3度目のG1優勝を飾った。2着は笠原、3着は新田だった。

 今節の森高は、ちょっと古い表現を使うなら、神っていた。モーゼの十戒のように、ことごとく目の前が開けた。「見えない力を感じた。ずっと稀勢の里を応援していたからかな?」。左肩をケガしながら、千秋楽に白星を重ねて驚異の逆転優勝。横綱の神懸かり的な力が森高にも乗り移ったのか。

 気がつけば唯一のオール2連対で予選を通過。シリーズリーダーとして準優のトリを飾り、優勝戦の1号艇をゲット。ピット離れも余裕たっぷり。枠なり3対3のオーソドックス進入から、踏み込んだスタートはコンマ09。「次節に(地元)まるがめが控えているので、ずっと(Sを)我慢してたけど最後はいいSを行けた。出来過ぎで怖いけど、このままの流れで行けたらいいね」

 森高にとっては来月5日開幕のまるがめG1・京極賞が勝負どころ。目下の勢いでG1連続Vを目指す。

 ◆次走 優勝した森高一真、そして笠原亮、新田雄史、平本真之の次走は4月5日からのまるがめG1京極賞。松井繁、太田和美、山崎智也、坪井康晴、桐生順平らが参戦する。池田浩二、赤岩善生は4月4日からの大村G1ダイヤモンドC。今垣光太郎、瓜生正義、菊地孝平、毒島誠、峰竜太らと優勝を争う。

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2017年3月31日のニュース