香港C圧勝から一夜、モーリスは「神の領域」と地元紙絶賛!

[ 2016年12月13日 05:30 ]

地元紙「明報」はモーリスの香港C制覇を大々的に報じる
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 香港カップのモーリス、香港ヴァーズのサトノクラウンと堀厩舎の2頭が優勝したJRA海外馬券発売第4弾、香港国際G1諸競走。熱戦から一夜明けた12日、香港地元紙も日本馬の快挙を大々的に報じた。

 昨年の香港マイル、今年のチャンピオンズマイルに続く香港G1・3勝目となったモーリス。1903年に刊行されたサウスチャイナ・モーニング・ポストは、「モーリスは出走した全ての香港のレースを勝って帰った」とし、「日本のヒーローは神の領域に達した」との見出しで、同馬の圧倒的な強さを表現した。

 一方、モレイラが騎乗したサトノクラウンについては「マジックマンの好騎乗が、サトノクラウンを歓喜の勝利に導いた」と地元のスタージョッキーを称える記事が目立った。

 ここがラストランとなったモーリスは、社台スタリオンホース(北海道安平町)に?養(けいよう)されることが決定。同紙は香港の名トレーナー、J・ムーア師の「彼はとてつもない競走馬だった。(引退後は)もう一頭のディープインパクトになってくれることを祈っている。私は日本の血統に詳しいわけではないが、素晴らしい子供を残してくれると信じているよ」とのコメントを紹介した。同馬は非サンデーサイレンス系のスクリーンヒーロー産駒。サンデーサイレンス系が猛威を振るう現状、国内からの熱視線はもちろん、その種牡馬としての価値は世界中からも注目されているようだ。

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