【先週の新馬戦】今後も期待大！戸崎が称賛するアーザムブルー

　阪神、中山からＡ評価は１頭ずつ。日曜阪神の芝１８００メートルはキセキが３番手から抜け出して快勝した。ルメールは「跳びが大きくて、直線を向いて反応が良かった。乗りやすいし、距離は長くなっても大丈夫」と振り返った。角居厩舎から、また楽しみな若駒が現れた。

　土曜中山では芝１６００メートルを制したアーザムブルーが強い内容で勝ち上がり。戸崎は「調教からいい感触をつかんでいたので、強気の競馬ができた。強かった」と称賛。直線で楽々と抜け出してきたようにレースセンスもあり、今後も活躍が見込める。

　中京は日曜に１鞍のみ。芝２０００メートルを勝ったのはダノンキングダム。出遅れもあって後方を進む形となったが、馬の間を縫ってポジションを上げ、上がり最速３４秒０の脚を使って抜け出した。１０００メートル６５秒１の超スローを差し切ったのだから価値がある。