【キーンランドC】シュウジ “異例”火曜追いでパワフル7馬身先着

[ 2016年8月24日 05:30 ]

異例の火曜追いで圧巻の動きだ!!函館ウッドコースで追い切るシュウジ

 今週の札幌メイン、サマースプリントシリーズ第5戦「第11回キーンランドC」に出走するシュウジは23日、滞在する函館競馬場で“異例”の火曜追いを敢行。Wコースでパワフルな動きを見せ、前走(函館スプリントS2着)のリベンジに意欲満々だ。同競馬場で調整する札幌出走馬は24日が移動のリミット。シュウジは追い切り後、函館に1泊して決戦の地・札幌へ向かう。

【キーンランドC】

 台風9号が北海道に上陸した23日朝、函館競馬場に滞在するシュウジが追い切った。雨が降る中、アドマイヤゴッド(4歳1000万)とともにWコースへ。僚馬を1馬身追走したが、抜群の行きっぷりで向正面で早くも並びかけた。直線もスッと反応すると、グングン突き放し圧巻の7馬身先着。前日からの雨で水分を含んだ馬場でも5F66秒0~1F12秒1の好時計をマークした。見守った須貝師は「すげぇ~な」と何度も漏らし驚きを隠せない。

 「相手も走らん馬じゃないんやけどな。ここまで差が開くとは。時計も凄い。具合はいいな。輸送を考慮して、きょうやったけどちょうどいい追い切りができた」

 函館で調整する通称“裏函組”の札幌出走馬は、全て24日が札幌へ移動するリミット。通常の水曜追いの場合は追い切ってから、すぐ輸送しなければならず馬への負担も大きい。そのため、陣営は1日前倒しして万全の火曜追いを選択した。

 重賞制覇を狙うための最善の策だ。橋口弘次郎厩舎の解散により、転厩してきた素質馬は転厩4戦目で絶好のチャンスを迎えた。須貝師は「当初は戸惑いもあったと思うが、うちのやり方に慣れて良くなってきている。追い切りではモタれるところもなくなってきた。今回は目イチに仕上げたし、勝ちにいっている」と必勝態勢を強調する。

 前走の函館スプリントSは好位のインで流れに乗り、首差ほど抜け出したが最後は頭の上げ下げで鼻差の2着惜敗。須貝師は「勝ちに等しい内容。相手(ソルヴェイグ)も重賞勝ち馬だし、50キロも軽かったから。でも獲りたかったな」と悔しそうに振り返った。

 今回はライバルとの重量差が2→1キロに縮まり、逆転は十分狙える。さらに鞍上には“マジックマン”こと香港の名手モレイラを起用。1週前追いに駆け付けた鞍上は「いいフィーリング。元気の良さを競馬に持っていければ、結果につながるよ」と手応えをつかんだ。指揮官も「違ったシュウジを見せてくれるかも」と期待を寄せる。昨夏の小倉2歳S以来、1年ぶりの重賞タイトルへ態勢は整った。

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