【新潟2歳S】オーバースペック剛脚舞台 南田師「さらに期待」

[ 2016年8月24日 05:30 ]

新潟の長い直線で自慢の剛脚がうなるオーバースペック

 新潟メインは「第36回新潟2歳S」。若駒にはタフな設定である、外回りの長い直線を心待ちにしているのがオーバースペックだ。デビュー戦は東京のマイル戦で、出遅れて最後方追走。先行2頭が後続をちぎる前残りの流れの中、直線大外に持ち出して3着まで迫った。

 2戦目は一転して小回り福島の9F戦。再び出遅れて後方待機も、直線で1頭だけ次元の違う伸びを披露し、鮮やかな追い込みVを決めた。「福島であの脚を使えたのは大きい。新潟に替わって直線が延びるので、さらに期待している」と南田師の鼻息も荒い。

 ゲート難は課題だが「先週の練習ではおとなしかったし、徐々に改善している」と前向き。前走の体重減(6キロ)も「使って絞れたもので、今回も同じくらいで出られるはず」としており、再び強烈な決め手で、タイトルを奪取する構えだ。

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2016年8月24日のニュース