【蒲郡・グラチャン】瓜生 直前桐生でG1制覇!今回も好調維持

[ 2016年6月23日 05:30 ]

3日目11R、1号艇で登場する瓜生正義

 ボートレース蒲郡のSG「第26回グランドチャンピオン」は、予選の前半戦が終了した。第21回大会の覇者・瓜生正義(40=福岡)は、1枠未消化ながら3戦オール3連対で得点率13位タイ。さすがの安定感を披露している。前走の桐生周年で優勝を飾り、ここまでの流れは文句なし。23日の3日目は待望の1号艇も巡ってくる。13年ダービー以来のSG制覇へ、ここでリズムを上げたいところだ。

 直前の桐生周年で9カ月ぶりのG1制覇を飾った瓜生が、引き続き勢いに乗っている。桐生は最後までエンジンを仕上げることができなかったが、あれよあれよと予選を1位で通過して王道V。今節も気配で目立つことはない。だが、3戦オール3連対と安定した走りを披露。「スタートもターンもしやすい。直線もまずまず。出ていくことはないが、気になるところがないのでレースしやすい」。実戦向きの舟足が、道中の粘り強さを支えている。

 唯一の課題として挙げたのはスタート勘。「全く見えていない。特訓と本番で景色に誤差がある」と苦笑いを浮かべた。ただ、見えないツキが瓜生に味方している。「桐生の時から、僕のレースでは皆が早いスタートを決められていない。恵まれている」と振り返った。それでもS勘習得へ余念なし。「明日(23日)は集中して特訓に臨みたい」と意気込んだ。万全の態勢を整え、1号艇の3日目11Rで初白星をつかみ取る。

 2日目を終え、得点率1位は下條。2日目12Rで2勝目を飾り、ただ1人オール連対をキープしている。動きにも軽快感があり、仕上がりも申し分ない。昨年8月の当地メモリアルに続く、2度目のSG優出へ視界は良好だ。

 地元・愛知勢では池田と赤岩の気配が目を引く。池田はまだ白星なしだが、伸びはトップクラス。内枠2走の3日目で、一気にポイントアップを果たしてくるだろう。赤岩も日に日に感触が上向いている。23日の9Rは大外枠になるが、軽視はできない。

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2016年6月23日のニュース