【フェブラリーS】モンドクラッセ 自在な立ち回り示唆“2番手でも”

[ 2016年2月18日 05:30 ]

単走で追い切るモンドクラッセ

 モンドクラッセは好位差しも見据えた最終リハで態勢を整えた。Wコースで4F51秒6~1F13秒0。いっぱいに追われた1週前(5F67秒3)に続いて、14日にもWコース5F68秒2と負荷をかけており、この日は馬なり調整だったが、リラックスした走りで気配は悪くない。

 先行3頭を目標にする形での単走。清水英師は「思ったより前の馬が動いたから単走になったが、いい意味での平行線以上。前に馬を置いた方が真剣に走っているし、好位からの競馬もイメージしている」と調教の意図を説明した。

 全5勝は全て逃げ切り。東京ダート1600メートルでも条件戦2走はともに先手を奪ったが、今度は初のG1挑戦。他にも速い馬がそろっており、すんなり単騎逃げがかなうかは微妙だ。師は「ハナに行けるなら行っていいが、共倒れは避けたい。自分のペースを守れれば2番手からでもやれると思う」と自在な立ち回りを示唆した。同厩舎は17度目のG1挑戦。これまでは09年朝日杯FSの4着(ガルボ)が最高だが、師は「今までのG1で一番手応えがある」と言葉に力を込めた。

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2016年2月18日のニュース