新田に最優秀選手賞 今年の目標「まずはG1獲る」

[ 2016年2月18日 05:30 ]

男女の最優秀選手の新田と小林優が握手する

 競輪の「平成27年優秀選手表彰式」が17日、都内ホテルでファン、関係者ら約550人を集めて盛大に行われた。最優秀選手賞に輝いたのは日本選手権競輪、オールスターの2大G1を制した新田祐大(30=福島)。真新しい紺色のチャンピオンブレザーに袖を通し「生地がいいし、着心地もいい」と満足げ。06年度、同じ福島の山崎芳仁が最優秀選手賞に輝いた時に国際賞を受賞した新田は「いつかは先輩に続いてこの舞台に立ってみんなの前であいさつをしたい」と話したが、その夢がついにかなった。

 最優秀選手賞については「自分の頑張りが認められたということ。昨年はいい一年を送れたと思う」と振り返る。今年最初のG1となった久留米・全日本選抜では決勝で北日本勢の先頭を走り自らは3着に終わったが、番手を回った渡辺一成のG1初優勝に貢献した。

 今年の目標は「まずはG1タイトルを獲ること」。連覇が懸かる3月の名古屋ダービーにしっかりと照準を合わせた。

 その他の表彰選手は▽優秀選手賞=浅井康太(三重)、武田豊樹(茨城)、平原康多(埼玉)▽優秀新人選手賞=川口聖二(岐阜)▽特別敢闘選手賞=稲垣裕之(京都)▽ガールズ優秀選手賞=奥井迪(東京)▽国際賞=田中まい(千葉)

続きを表示

2016年2月18日のニュース