【AJC杯】マイネルフロスト 高木師“タフな流れが向く”

[ 2016年1月22日 05:30 ]

高木師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、AJC杯にマイネルフロストで挑む高木師を直撃した。

 ――マイネルフロストの最終追い切りは軽め。

 高木師 使って間隔も詰まっているのでサラッとやりました。乗ってもらった松岡君も良い状態、と言ってくれました。

 ――前走(中山金杯2着)は逃げる形になりました?

 レース前に松岡君がメンバー構成を見て行っちゃいましょうか?と言っていたので、やっぱりなという感じでした。

 ――気持ち良く伸び伸び走って逃げているように見えました。

 スローペースで下手に控えると掛かってしまう馬なので、気分よく行かせた判断は悪くなかったと思います。

 ――前半5F62秒台というスローペースなのに2番手以下が離れて縦長の展開になりました。

 緩い流れで余力はありそうだったし、後続とは差が開いたのでこれはチャンスだと思いました。

 ――しかし、1キロ軽いハンデの相手に差されてしまいました。

 ハンデ差もあったけど、やはり切れ味を要求される「よーいドン」の上がりになると少し足りないかもしれません。そういう意味ではタフな流れになってくれた方が向くタイプだと思います。

 ――瞬発力がない分、少し負けてしまう?

 そう思います。それでも競馬ぶりのうまさという意味では劣っていないのでそろそろ善戦マンを脱出してもらいたいところです。

 ――ある程度、流れてくれれば、というお気持ちですか?

 メンバーを見ると行きたい馬もいるようだし、2200メートル戦でもあるのでスタミナ勝負になってくれそうな感じもあります。そうなってくれればチャンスはあると思っています。

続きを表示

2016年1月22日のニュース