【AJC杯】藤懸と好相性ボワラクテ、番狂わせだ

[ 2016年1月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】飛躍を誓う男はセクシーだ。細原に“そのケ”はないが、藤懸の瞳に引き込まれた。AJC杯ヤマニンボワラクテの全5勝は全て鞍上とのコンビ。「いいときに乗せていただいています」と言うが、これまで【5・4・2・2】。相性抜群だ。

 この日の最終追いは鞍上が手綱を取り迫力満点。坂路併せ馬で4F52秒5~1F12秒3。先行したカレングラスジョー(6歳1000万)を持ったまま1馬身差突き放した。松永幹師も納得の表情だ。

 「中1週が続くけど、最近では一番の動き。緩い馬なりに体がしっかりとしてきた。コース相性もいいし力のいる馬場は合う。鞍上とも手が合うし頑張ってもらいたい」

 デビュー6年目の藤懸はこれが重賞14度目の挑戦。「後輩も頑張っているし結果を出したい。器用な馬なのでリズム良く運べれば」と意気込む。重賞の舞台に立てる感謝の気持ちを胸に大番狂わせを狙う。

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2016年1月22日のニュース