【朝日杯FS】リオンディーズ剛脚V!武豊の偉業達成阻止

[ 2015年12月20日 16:05 ]

<朝日杯FS>ゴール前逃げ切りをはかるエアスピネル(左)をゴール前で差したリオンディーズ(右)

 「第67回朝日杯FS」(G1、芝1600メートル、晴・良)は20日、阪神競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の2番人気リオンディーズ(牡2=角居厩舎、父キングカメハメハ、母シーザリオ)が直線急襲、前人未到の全G1制覇を目指した武豊騎乗の1番人気エアスピネル(牡2=笹田厩舎)を3/4馬身差かわし2歳王者に輝いた。勝ち時計は1分34秒4。

 レースウインオスカーがハナを主張し、ショウナンライズ、アドマイヤモラールが追走して引っ張る展開。エアスピネルは中団でレースを進めた。最終コーナーから直線に入ると、満を持したようにエアスピネルが脚を伸ばし先頭に立つ。偉業達成が近づき、大歓声が起こるなか、外から豪快に末脚を伸ばしたのはリオンディーズ。勢いそのままエアスピネルをかわし、ゴールへと飛び込んだ。

 エアスピネルは無念の2着。3着には11番人気のシャドウアプローチが入った。
 

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