【ターコイズＳ】新設重賞は波乱の結果　伏兵シングウィズジョイが∨

ターコイズＳを制したシングウィズジョイ（１６番）

　新設重賞「第１回ターコイズステークス」（芝・１６００メートル・晴・良）は１９日、中山競馬場１１Ｒで行われ、戸崎騎手騎乗の１１番人気のシングウィズジョイ（牝３＝友道厩舎、父マンハッタンカフェ、母シングライクバード）が優勝した。

　先行していったのは１５番人気のオツウ。シングウィズジョイは２番手に位置を取った。１６番人気のダンスアミーガがその後ろに続き、１番人気のカフェブリリアントが中団後方に構えた。

　３コーナーをオツウが先頭で通過。シングウィズジョイも変わらず２番手を追走した。３、４コーナー中間でカフェブリリアントが位置を上げ、４コーナーをオツウ、シングウィズジョイに続く３番手で通過した。

　直線に入るとオツウ、シングウィズジョイの２頭による先頭争い。カフェブリリアント、ダンスアミーガなどが追走するが、２頭との差はなかなか縮まらない。するとゴール手前でシングウィズジョイがオツウを引き離し、そのまま１着でゴールした。

　１馬身１／２差の２着にダンスアミーガが入り、そこから頭差の３着がオツウだった。

　シングウィズジョイは、通算２度目の重賞制覇。全成績は１２戦４勝。