【京都２歳Ｓ】アドマイヤエイカン　須貝師納得の12秒２

岩田を背に追い切ったアドマイヤエイカン（左）

　京都土曜メーン「第２回京都２歳Ｓ」の追い切りが２５日、栗東、美浦トレセンで行われた。

　札幌２歳Ｓ覇者のアドマイヤエイカン（牡＝須貝）は岩田を背にＣＷコースでオツウ（５歳オープン）と併せ馬。道中は僚馬を２馬身前に置く形で手応え十分に追走。ラスト１Ｆでムチが飛ぶと、グイッと伸びて１２秒２の好時計で半馬身突き放してフィニッシュした。

　須貝師は「先週（坂路４Ｆ５１秒８）ビッシリとやっていたので、今週は上がり重点に。ラストの反応も良かった」と納得の表情で振り返った。

　夏の函館新馬戦はスピードの違いでハナに立つと、直線では後続を寄せ付けず快勝。前走の札幌２歳Ｓでは一転して後方からタメる競馬で、長くいい脚を繰り出してのＶで脚質に幅を見せた。ゴール前でのプロフェットとの接戦も鼻差で制しており勝負根性も示している。トレーナーは「夏の北海道の頃に比べて精神面、肉体面で成長している。休み明けでも走れる仕上がりで楽しみ」と重賞連勝を狙っている。