【東京４Ｒ新馬戦】ブラウンアニマートが直線抜け出し∨

　メイクデビュー東京は２１日、東京競馬場４Ｒ（ダート・１３００メートル・晴・やや重）で行われ、津村騎手騎乗の３番人気、ブラウンアニマート（牡２＝武藤厩舎、父スペシャルウィーク、母スズランコマンダー）が、好位置をキープし直線で抜け出して勝った。勝ち時計は１分２０秒７。

　キョウエイスコールが好スタートから飛び出すも、ハナを切っていったのはクインズカリナン。１番人気のフレッシュギャルが３番手、ブラウンアニマートは４番手付近に位置を取った。２番人気のアシャカラウマは中団後方からの競馬となった。

　クインズカリナンが先頭のまま３、４コーナー中間を通過。フレッシュギャル、ブラウンアニマートがその後ろを追走し、アシャカラウマが外から徐々に位置を上げて直線へと入った。

　直線の半ばで、４番手だったブラウンアニマートが外に進路をふると、そこから見事な末脚。前を行く３頭をかわして先頭に立つと、そのまま１着でゴールした。

　１馬身１／２差の２着には直線で追い上げたアシャカラウマ。そこから１馬身３／４差の３着にはクインズカリナンが入った。