【函館2歳S】強行軍ラッキーボックスが歴史変える

[ 2015年7月22日 05:30 ]

中2週で函館2歳Sに臨むラッキーボックス

 福島新馬戦を快勝したラッキーボックスが“函館2歳王者”を懸け、勇躍北上してきた。先週16日に美浦を出発、17日に函館入り。21日は軽快にキャンター。北口助手は「輸送はスムーズだった。カイバも食べているし、元気です。いい意味で変わりなくきてます」と穏やかな表情。中2週の強行軍だが、体調は良好だ。

 新馬戦はセンスあふれる走り。4番手から徐々に進出し、メンバー最速3F34秒3で快勝。福島と洋芝の函館では芝の質が違うとはいえ、1分9秒3は函館2歳S出走予定馬で堂々のNo・1。「前に馬を置いて上手にレースができたのは心強い。今の重い美浦坂路を馬なりで上がってくる馬。函館の洋芝も克服してくれると思う」と同助手は力を込めた。

 函館と札幌の開催が入れ替わった97年以降、函館未経験馬の函館2歳S優勝はゼロ。福島組のボックスが勝てば、快挙になる。

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2015年7月22日のニュース