【プロキオンS】レッドアルヴィス抜群スピード感!安田師「本物」

[ 2015年7月9日 05:30 ]

 レッドアルヴィスは1回目のハロー(馬場整地)明けに坂路単走。最初の1Fを14秒8でゆったり入ると、そこからスムーズに加速していく。動きに力強さがあり、ギアが切り替わってからのスピード感が抜群。先週はテンから負荷を掛けて4F52秒6~1F12秒7を刻み、この日は同54秒0~同12秒6でゴール。イメージ通りに追い切りを終え、安田景助手が納得の表情を浮かべた。

 「状態に関しては言うことがないですね。馬が充実しています。ここを目標に予定通り来ていますよ」

 トランセンド、グレープブランデーといったダートG1馬を出した安田厩舎で早くから将来性を評価された存在。今年初戦のすばるSを制して参戦したフェブラリーSこそ14着に敗れたが、ひと息入れて臨んだ前走・欅Sを快勝して夏に弾みをつけた。ダート1400メートルは2戦2勝。安田師は「やっと馬が本物になってきました。秋に向けて賞金を加えたい」と昨年のユニコーンSに続く、2度目のタイトル奪取を期待している。

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2015年7月9日のニュース