【豊明Ｓ】ラインスピリット　休み明け＆トップハンデも勝負できる

　【東西ドキュメント・栗東＝８日】２週目の中京は日曜重賞・プロキオンＳが好カードだが土曜メーン・豊明Ｓも粒ぞろいのメンバー。先週のＣＢＣ賞でダンスディレクター（２着）に◎を打った柏原はその近親ラインスピリットに注目している。春に洛陽Ｓ２着→オーシャンＳ４着とオープンで好走。この夏、クラス再編成で準オープンへ。ここはダービー卿ＣＴ１６着以来、３カ月ぶりの実戦になる。

　最終追い切りは森を背にＣＷコースでラインルーフ（３歳１０００万）を１馬身追走。終始、楽な手応えで６Ｆ８２秒３～１Ｆ１２秒３としっかり動き併入。瀬戸口助手と共に厩舎で人馬の帰りを待った。「いい動きやったね。カイバもよく食べているし、具合はいいよ」と瀬戸口助手が言えば森も「けさはビシッとやってはいないけど、いい反応でした。いつでも勝負できる状態です」と仕上がりの良さを強調。梅雨時の空模様が気掛かりだが良馬場なら休み明け、トップハンデ５８キロでもきっと好勝負になる。