【安田記念１週前追い】橋口厩舎　兄弟馬アリオン＆クラレント順調

　母エリモピクシーの２頭が坂路で馬体をピタリと併せ、力強い動きを見せた。橋口弘師は安田記念にマイラーズＣ１着レッドアリオン（牡５）、同１０着クラレント（牡６）の兄弟馬２頭を送り込む。序盤はアリオンがクラレントを半馬身ほど追いかける形。ラスト２Ｆから鞍上のゴーサインが飛ぶと、互いを意識するかのように息がピタリ。ゴール地点ではアリオンが首差先着して最終調整を終えた。

　アリオン４Ｆ５４秒３～１Ｆ１２秒９。クラレント４Ｆ５４秒２～１Ｆ１２秒８。稽古を見守った橋口弘師は「２頭とも順調。クラレントはまだ老け込む年じゃないし体調に気になるところはない。流れに乗った競馬ができれば。アリオンはゲートが上達して安定感が出てきた。最近は思い描いた通りのレースができている」と満足そうだった。