渋谷駅で「ダービー」体感 ウオッカ&オルフェ騎乗でジョッキー気分満喫

[ 2015年5月29日 09:00 ]

等身大のオルフェーヴルに騎乗して、人気ジョッキー気分を満喫

 3歳サラブレッドの頂点を決めるG1レース「日本ダービー」の31日の開催を控え、東京・渋谷駅周辺は「ダービー」一色に染まっている。スクランブル交差点に面する商業ビルの壁に掲げられた真っ赤な巨大ポスターや、井の頭線への連絡通路に立つ柱に設置された中継ビジョン。中でも思わず足を止めてしまう空間になっているのが、東急百貨店東横店西館2階で開催されているイベントだ。

 歴代の日本ダービーの優勝馬「ウオッカ」と「オルフェーヴル」の等身大馬像が展示され、優勝した当時の雄姿がそのまま再現されている。背景にはレンチキュラーパネルを使用し、迫力あるゴールシーンを演出。実際に馬像に騎乗することも可能で、馬上からガッツポーズをしたり、観衆に手を振ったり…。手綱や鐙(あぶみ)などの装具も本物仕様で、まるで自分が人気ジョッキーになったような気持ちになるほど。

 裏手のスペースでは、自身が好きなように馬の名前を付け、その馬のオリジナル馬券を作成してもらえるコーナーを設置。ここでは競馬ファンの彼氏や夫を持つ女性の姿も多く、お相手にちなんだ名を命名して「プレゼントしたい」と喜ぶ姿も。また自身が名付けた馬が優勝した記念の口取り撮影もでき、ダービー馬のオーナー気分を味わえる。

 ウオッカに騎乗して記念撮影をしていた20代女性は「競馬のことはよく分からなかったけれど、とにかく楽しい」と笑顔。競馬ファン歴40年という男性は、口取り撮影を体験し「ファンならだれでも馬主になってみたいもの。夢がかなった気分」と感激の様子だった。

 イベント開催期間はレース開催の31日まで。

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