【大井・東京プリンセス賞】ティーズアライズ戴冠 ララベルは3着

[ 2015年4月24日 05:30 ]

東京プリンセス賞を制したティーズアライズ

 南関東牝馬3冠の第2弾「第29回東京プリンセス賞」が23日に大井で行われ、7番人気ティーズアライズが女王の座に就いた。重賞は道営時代の栄冠賞以来2勝目。06年1月デビューの嶋田幸晴師は50歳の誕生日に重賞初Vを決めた。2着スターローズまでG2関東オークス(6月10日、川崎)優先出走権を獲得。桜花賞馬ララベルは3着だった。

 3番手の絶好位につけたティーズアライズは4角2番手から直線ですぐさま先頭へ。軽快なフットワークで伸び、後続の追い上げを1馬身半封じた。昨年の浦和桜花賞(シャークファング)を制した矢野は地元大井では初の重賞制覇。「スムーズ過ぎて心配したぐらい。最後は自分が遊ばれないよう懸命に追った」と笑顔。

 嶋田師は「ドキドキして声も出なかった。左回りはスムーズさを欠くので次走は馬主さんと相談」。関東オークスか東京ダービー(6月3日、大井)のどちらかになりそうだ。

 ◆ティーズアライズ 父ワイルドラッシュ 母ナムラエラン(母の父アグネスタキオン) 牝3歳 大井・嶋田幸晴厩舎 馬主・立山伸二氏 生産者・北海道浦河町の杵臼牧場 戦績12戦3勝(南関東5戦1勝) 総獲得賞金3315万円。

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2015年4月24日のニュース