【マイラーズC】テイエムタイホー 自慢の先行力生かし逆襲だ

[ 2015年4月24日 05:30 ]

本格化の兆しを見せる6歳のテイエムタイホーは、CWで鋭い伸び脚を披露した

 今週の京都メーン「マイラーズC」の木曜追いでは、2連勝中の上がり馬テイエムタイホーが軽快な動きを披露した。

 6歳を迎え本格化したテイエムタイホーがCWコース単走で最終調整。徐々にピッチを上げる理想的な時計で6F84秒9。ラストも馬なりのまま11秒6と軽快な動きを見せた。

 鈴木孝師は「いつも通り、しまいだけを伸ばす内容で調整は順調。結果次第では安田記念(6月7日、東京)も見えてくる。次につながる競馬ができれば」と期待する。

 2走前に1600万を逃げ切ると、続く六甲Sも3番手から直線で抜け出し3馬身半差V。これまでの勝ち切れなさがうそのように、あっさりオープンの壁をクリアした。鈴木孝師が充実ぶりに目を細める。

 「年齢的なものなのか、最近は落ち着きが出てきた。距離もマイルに延ばして良さが出た。ここも自分のペースで運べれば」

 勢いは十分。人気馬が後方勢に集い、開幕週の馬場を味方に自慢の先行力を生かせば逆襲は可能だ。

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2015年4月24日のニュース