【フローラS】リアンドジュエリー 得意の2千で連勝いける

[ 2015年4月24日 05:30 ]

奥村武師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、フローラSにリアンドジュエリーを送り込む奥村武師を直撃した。

 ――リアンドジュエリーの前走(ミモザ賞1着)はその前(ゆりかもめ賞8着)同様、また4キロ減(446キロ)。

 奥村武師 前走は前々走からの疲れが抜け切らず、予定をずらしての出走で、パドックで見たときは正直少し寂しく映りました。ただし、今回も体重的には同じくらいですが、馬体の張りはあります。

 ――スタートは普通だが後方に。

 まだトモに力をつけ切っていないのでせかすとフォームがバラバラになります。ジョッキーもそれを分かっているのでゆっくり行ってくれたという感じです。

 ――道中はどう見えましたか?

 かなり後ろになったので間に合うかな?という思いはありました。ただ、その前のレースが先行していっぱいになったので末脚を温存するのはよいかな?とも思って見ていました。

 ――直線ではまだ厳しいか?と思える位置でした。

 届かないかな?と思ったけど、あそこからしぶとく伸びるのだから大したモノ。よく差し切ってくれました。

 ――少しモタれた分、接戦になってしまった感じ?

 右回りだと少しモタれる面があります。前々走こそ結果は出なかったけど、本質的には左回りの方が良いと思います。

 ――メンバーを見るとスローになりそうです。

 あとは力でどこまで頑張ってくれるか。能力は高いのでそのあたりに期待しています。

 ――2戦2勝の2000メートルは歓迎材料。

 2400メートルで一度負けてはいるけど、本当は2000メートル以上ならいくら延びても大丈夫だと思っています。距離に関しては何も心配していません。

 ――蛯名騎手に乗り代わります。

 気性的にも穏やかな馬で、何も乗り難しくはありません。まして蛯名騎手ほどの人で、調教にも一度乗ってもらっているのでテン乗りの不安はありません。良い結果を出してくれると信じています。

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2015年4月24日のニュース