【フローラS】皇成&グリシーヌシチー、休み明けでも外せない

[ 2015年4月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=23日】南馬場の出口でグリシーヌシチー(フローラS)を出迎えた相沢師が鞍上の三浦に向かって声を張り上げた。「アイスフォーリスの再現を頼むぞ」。馬上で苦笑いする同騎手に言葉を畳み掛ける。「生まれたときから期待してる馬だぞ」。

 2年前の春、北海道浦河の杵臼牧場で生後間もないグリシーヌシチーの姿にほれ込んだ同師は、3月に引退したアイスフォーリス(12年フローラS2着、オークス3着)にも劣らぬ素質を感じている。「プレッシャーかけないでくださいよ。でも、乗りやすくて硬さも気になりません。マジでいいですよ」と三浦は笑顔で報告した。

 木曜追いではWコースで2馬身先行したマイネルカルド(3歳未勝利)と併入。「前走の時にノリちゃん(横山典)が“馬が硬いから暖かくなるまで無理しないで”って言ったんだ。その通りになってきたぞ」と梅崎に耳打ちする同師。休み明けでも外せない。

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2015年4月24日のニュース