【取手記念】伊藤、12年ぶり記念優勝

[ 2014年6月29日 17:25 ]

 競輪の取手開設64周年記念の水戸黄門賞(G3)最終日は29日、茨城県の取手競輪場で決勝(2025メートル、5周)が行われ、伊藤保文(京都)が2分55秒0(上がり11秒2)で勝ち、2002年の京都向日町以来、12年ぶり10回目の記念優勝を飾った。

 レースは残り1周半から脇本雄太(福井)が先行。2番手を追走した伊藤は最後の直線で鋭く末脚を伸ばし、粘る脇本を差し切った。2着は脇本、3着に浦川尊明(茨城)が突っ込んだ。

 払戻金は車連単が(7)―(9)で1340円、3連単は(7)―(9)―(6)で2万1180円だった。

 ▼伊藤保文の話 きょうは、(前で引っ張ってくれた)脇本君のおかげです。体調はあまり良くなかったけど、気持ちだけは集中して走りました。久々の記念優勝は、泣きたいほどうれしい。

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2014年6月29日のニュース