【平和島トーキョー・ベイ・カップ】トップ独走・松井 先制ゴールだ

[ 2014年5月13日 05:30 ]

12Rドリーム戦1号艇の松井繁

 ボートレース平和島のG1「開設60周年記念トーキョー・ベイ・カップ」は、13日に開幕する。今節は初日12Rと2日目12Rのダブルドリーム制。初日の「トーキョー・ベイ・ドリーム」には、今年の賞金レースでトップを独走する松井繁(44=大阪)が1号艇で登場する。直前の津周年Vと好調を維持しており、12日の前検でも悪くない感触を得た様子。今節も力強い走りでシリーズを沸かせる。なお、深谷知博(26=静岡)は病気のため前検不合格となった。

 前検スタート練習から松井がまずまずの動きを見せた。3本全てスロー発進を選択したが、残る5艇に伸びられる気配は皆無。1号艇で臨むドリーム戦に向け、スリット近辺の行き足は申し分ないレベルだった。あとは出足と回り足になるが、初日は12R1走で調整する時間がたっぷりある。しっかりとペラを合わせ、本番では力強い走りを見せてくれるはずだ。

 ドリーム戦メンバーで比較的、抽選運が良かったのは地元の斉藤と石渡。斉藤の13号は2月の関東地区選V機で、その後も強力な舟足を披露した実績がある。パワー全開なら松井の強敵となるだろう。一方、石渡の18号は前操者が軽快な出足を引き出した実線向きの上昇機。外枠でも軽視はできない。残る3人は中堅エンジンとのコンビだが、田中と山口は上々の手応えを得ていた。

 予選スタート組では最高2連対率機23号を手に入れた魚谷を筆頭に山下、吉田弘、茅原、黒井が好調エンジンを獲得した。今村の15号機も2連対率こそ31%と目立たないが、近況の動きは目を見張るレベル。8Rでも目が離せない存在だ。この他では荒井、林、中野、西山らが好感触をつかんでいた。

続きを表示

2014年5月13日のニュース