【スプリングS】ベルキャニオン反応抜群!2歳王者倒す!

[ 2014年3月21日 05:30 ]

<スプリングS>アウストル(中央)、サトノジュピター(右)と3頭で追い切るベルキャニオン

 日曜中山メーン「第63回スプリングS」に出走するベルキャニオン(牡3=堀)が20日、美浦で追い切られ上々の動きを披露。重賞初Vへ態勢を整えた。

 Wコースで3頭併せ。直線で内に入ると抜群の手応えのまま楽に抜け出し、中アウストル(3歳未出走)、外サトノジュピター(5歳1000万)に0秒2先着した。4F53秒0~1F12秒7。橋本助手は「反応を確かめる程度だが、動きは良かった。1回使って良くなっている」と満足げに話した。

 全兄に昨年弥生賞Vのカミノタサハラ、11年レパードS優勝のボレアスなどがいる良血ディープインパクト産駒。デビュー前から陣営の期待も大きかった。前走・共同通信杯は格上挑戦ながらメンバー最速となる上がり3F33秒1の剛脚を繰り出して2着。それでも橋本助手は「賞金加算ができて良かったとは思っていない。負けてしまって残念ととらえている」と話す。今回も2歳王者アジアエクスプレスなど強敵が相手だが「それでも勝ち切るだけの力があると思っている」と愛馬への信頼は揺るがない。勝ってクラシック戦線の主役に名乗りを上げるつもりだ。

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2014年3月21日のニュース