【尼崎・ボートレースC】峰竜太、Vロード見えた!

[ 2014年3月21日 05:30 ]

予選トップ通過を狙う峰竜太

 ボートレース尼崎のSG「第49回ボートレースクラシック(総理大臣杯)」(優勝賞金3500万円)は21日、予選最終日の4日目を迎える。得点率トップは4戦2勝オール連対をキープする峰竜太(28=佐賀)。悲願のSG初優勝を見据え、1回乗りの10Rは2号艇から準優勝戦1号艇ゲットを目指す。

 峰が早々と準優当確ランプを点灯させた。エンジンは快速の仕上がり。平均スタートタイミングはコンマ09と決まっている。意表を突く3コースカドを選択した3日目8Rは攻め切れず「差して(外艇に)迷惑をかけた」と消化不良の一走。予選最終日は得意の2コース戦でビシッと決める。

 昨年8月の若松オーシャンカップでは、2コースから松井を差し切ったかと思われたが2Mで失敗。あと一歩のところで戴冠を逃し、大粒の涙をこぼした。「SGを獲りたい。(1期後輩の)新田、(3期先輩の)毒島さんに続くのが僕らの世代の責任」。今年のテーマはSGタイトル獲得だ。

 目立ちたがり屋で、生涯の目標は賞金王よりも、ファン投票で選出されるオールスター(笹川賞)のドリーム戦1号艇と言う。「かっこいいなと思われる選手になりたい」。生粋のスター気質を感じさせる。5月に控える福岡オールスターはファン投票3位で出場権を獲得。ここでSGウイナーとなり、名実ともに、トップ選手の仲間入りを果たす。

 予選を1位で通過すれば、準優1号艇→優勝戦1号艇のVロードが見えてくる。尼崎は11年のオールスターでSG初優出した水面。2コース勝率は艇界屈指。伝家の宝刀、シャープ差しで決める。

 準優進出ボーダーを6・00と推定すると、峰を含め松井、白井、井口の4人が当確。イン戦の3日目12Rで1着を獲り踏みとどまった瓜生は5、3枠で2、3着条件の勝負駆けとなる。

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2014年3月21日のニュース