【シンザン記念木曜追い】カクシアジ、坂路単走で１３秒６

　カクシアジ（牝＝谷）はキャリアを武器に初の中央舞台で飛躍を期す。門別所属時代は牝馬限定戦とはいえ地方重賞３勝。小回りコースを持ったままでハナを奪うなどテンの速さは光るモノがある。

　最終追いは坂路単走で一杯に追われ４Ｆ５５秒７―１３秒６。小柄な馬格ながらパワフルな四肢の運びを披露。谷師は「しまいまでしっかり伸びて、見た目よりも時計は出ていた。動きも良かったしフォームも芝向きの軽い跳びをしているよ」と手応え十分。母父キングカメハメハの血筋からも芝にも対応は出来そうで、侮れない存在となりそうだ。