【フェアリーS】ニシノミチシルベ 能力は明らかに重賞級

[ 2014年1月9日 05:30 ]

 ニシノミチシルベは成績上は“1勝馬”でも、能力は明らかに重賞級。新馬戦は不利とされる中山マイルの外枠から完勝。2戦目のサフラン賞(2着)は後の阪神JF3着馬フォーエバーモアと0秒2差。前走の重賞アルテミスSは3着。手塚師は「昇級後も頑張っているし、力は見せてくれているが、脚を余したり、もったいない面もあった。もっとやれる馬」とG1戦線を見据えている。

 中間は美浦近郊の西山牧場阿見分場へ放牧。先週3日は坂路で1F11秒5(4F全体52秒9)と上々の切れを見せた。最終追いは9日に予定。指揮官は「リフレッシュしていい感じで戻ってきた。カイバ食いが細い面があり、むしろ休み明けはいいと思う。中山マイルも新馬Vで問題ない。勝つ気持ちで挑みたい」と意気盛ん。牡馬は2歳王者アジアエクスプレスが構える手塚厩舎。ミチシルベとの“牡&牝2枚看板”で春のG1戦線殴り込みを狙う。

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2014年1月9日のニュース