【フェアリーS】ハイレベルだった新馬戦で2着 フェリス侮れない

[ 2014年1月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=8日】6日の寒竹賞は牝馬のバウンスシャッセが快勝。水曜朝、記者に囲まれた藤沢和師が「時計も良かったね」と笑顔で振り返っていたころ、別の場所では高市師も「あの馬に注目してレースを見ていたけど、強かったね」と満足げだった。なぜか?

 フェアリーSに登録しているペイシャフェリスはデビュー戦でバウンスの2着。後方から上がり3F最速の脚で1馬身差まで詰め寄った。当時4着のサトノロブロイも5日の福寿草特別を快勝。毎年、後になってハイレベルだったと気付かされる新馬戦があるものだが、この一戦がそうかもしれないと岡本は思った。

 「前走は勝ちにいく競馬をしたが、今回は少しタメていきたい。状態はいいし、真面目でレースも上手。あの馬を物差しにすれば十分やれるんじゃないか」と高市師も色気十分。未勝利を勝ったばかりだが、侮れない存在だ。

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2014年1月9日のニュース