【三面川特別】レイアー“遅れてきた芦毛の怪物”真価証明なるか

[ 2013年8月9日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】武豊が土曜の新潟で騎乗するお目当ては10Rのスマートレイアー。G1秋華賞の舞台を踏むのに大事な一番だ。戦歴は2戦2勝でいずれも上がりは最速。この芦毛のディープインパクト産駒は遅れてきた真の怪物か?

 大久保龍厩舎のコメンテーターは元騎手の高野容輔助手。このほどJRAは騎手免許試験要項に元騎手の再受験を明文化しており、菱田は本題を前に「復帰の可能性は?」とジャブを放ったが「ないです」と笑顔で即答。また、複数の元騎手に再受験の可能性を聞いたが復帰を目指す者はいなかった。

 さて、本題のスマートレイアー。「デビューしたのは桜花賞当日でタイムの1分35秒3は桜花賞勝ち馬(アユサン=1分35秒0)とそんなに差はなかったですからね。それに前走でも上がり33秒を切っているほど」

 数字を示して分かりやすく説明する同助手の顔に自信が見え隠れする。3戦無敗で秋華賞の舞台に名乗りを上げてもらいたいものだ。

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2013年8月9日のニュース