【京王杯2歳S】ヴァンフレーシュ 名手背に自由自在

[ 2012年11月8日 06:00 ]

名手を背に上々の動きを見せたヴァンフレーシュ

 京王杯2歳S(10日、東京)の追い切りが7日行われた。カンナSを逃げ切ったヴァンフレーシュは、美浦初登場のメンディザバルを背に坂路で最終追い。スピード感満点に4F51秒8~1F13秒0で駆け上がった。

 追い込み勝ちを決めた2走前の未勝利戦と、前半3F33秒1の弾丸ダッシュで逃げた前走について、鞍上は事前に研究済み。メンディザバルは「この2戦が極端な競馬なので、どんな馬かと思っていたら、意外にコントロールしやすい。能力も感じる。きょうの感じなら馬込みも大丈夫そうだし、リラックスして走らせてあげられれば」と即座に特長を把握した様子だ。

 今年3月に開業した高橋文師はこれが記念すべき重賞初挑戦。指揮官は「週初めは(馬の)テンションが少し高いかなと思ったが、きょうはそれほどでなく、うまく調整できた。馬もだいぶ大人になりつつある。今週、使うのはこの馬1頭だけ。1頭入魂です」と目を輝かせていた。

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2012年11月8日のニュース