【武蔵野S】イジゲン ゲート落ち着き優等生V狙う

[ 2012年11月8日 06:00 ]

プレミアムテースト(左)と追い切るイジゲン

 日曜東京メーン「第17回武蔵野S」(11日)の追い切りが7日行われた。イジゲンが“優等生転向”で重賞初Vを狙う。追い切りはWコースで併せ馬。5F67秒6~1F13秒2で先行したプレミアムテースト(4歳500万)に0秒2先着し、橋本助手は「前走の疲れはないし、力を出せる仕上がり」と納得の表情を浮かべた。

 デビュー2戦目でダートに転じてからは6戦4勝。スタートが安定せずに後方から豪快にまくる競馬が続いていたが、前走・秋嶺Sは一転して好スタートから楽々と逃げ切りV。粗削りながら随所でポテンシャルの高さを示してきた。それでも橋本助手は「今後強い相手とやっていくことを考えると、しっかり競馬を覚えないといけない。ゲートをしっかり出ることと、流れに乗って競馬をすることが必要」と注文をつけた。名手ムーアとの初コンビで臨む一戦。スマートなレース運びでダート界のスター候補に名乗りを上げるつもりだ。

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2012年11月8日のニュース