【ドバイWC】鍵握る金髪美女 ゲームで逃げる!?

[ 2012年3月30日 06:00 ]

<ドバイWC>ゲームオンデュードとコンビを組むママさん騎手サザーランド

 女性ジョッキーとして初めてドバイワールドカップに騎乗するシャンタル・サザーランド(36)が29日、公式会見に挑んだ。モデルもこなす美貌に取り囲んだ記者も熱視線。ゲームオンデュード(セン5=米国)の意気込みを自信たっぷりに語ったが、馬以上に注目を集めていた。

 ゲームオンデュードに騎乗する注目のサザーランドが記者会見場に姿を現すと、どこからともなくため息が漏れた。

 18を超える国で発行されているファッション雑誌「ヴォーグ」の表紙を飾ったことのあるその美貌は噂通り。金色の髪をまとった顔は目鼻立ちがくっきり。唇には光沢のあるルージュがひかれていた。胸のラインまで浮かび上がるノースリーブのシャツ姿に“もうひとつの顔”モデルの姿がうかがえた。女性が肌を隠すイスラム圏において、お目にかかれない容姿に各国の記者も魅了された様子で記者会見は大幅に延長。さらに写真撮影、再度取材の輪ができたように注目を一身に集めた。

 「世界中にいるジョッキーでドバイワールドカップに騎乗できる確率は1%くらいしかないのに、女性のわたしがこうして乗れる。それもチャンスがある馬だからとても幸せ」

 カナダ生まれ。36歳になるママさんジョッキーは胸を張った。「ボーイズクラブ」と呼ばれる男社会の競馬界での活躍を問われると「大変だったけどね」とキュートな笑みでかわす余裕をみせた。

 「日本でも騎乗したいと思っている。以前、オリビエ(ペリエ)にそうアドバイスされたことがあるの。ユタカ・タケは名前の響きが素敵ね」とドバイWCで脚質上、最大のライバルとなる先行馬の鞍上を口にした。

 米国のゲームオンデュードはG1・2勝。あのBCクラシックでも逃げて2着に粘った実力派だ。

 「スマートファルコン、カッポーニと速い馬がいる」と認めている以上は不利な大外14番枠に苦虫をかみつぶしてよさそうなものだが「全然、気にしていない。逃げなきゃダメっていう脚質じゃないもの」と好位からの競馬も示唆。前走サンアントニオSを5馬身以上の差をつけて勝ち上がってきた絶好調馬に美女の口はどこまでも滑らかだった。

 ◆シャンタル・サザーランド 1976年2月23日、カナダ・マニトバ州ウィニペグ生まれの36歳。身長1メートル57。父は牧場の所有者。オンタリオ州トロントで育ち、学生時代はホッケーの選手として活躍。ヨーク大学を卒業後に騎手となり、00年10月9日にウッドバイン競馬場で初勝利。04年の後半からはアメリカでの騎乗を開始した。昨年にはゲームオンデュードで女性騎手として初めてサンタアニタHを制覇。女優やモデルとしても活躍している。

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